10月4日(月)、兵庫県神戸市西区の住宅街を通る未舗装道が、ニュースで話題となっていました。
その道を訪れた取材陣によれば、なんと戦車じゃないと通れないのでは?というのです。
猫は通れるのかにゃ?
一体、どんな道なのにゃ……!?
この記事では、神戸市西区の住宅街を通る未舗装道について、まとめています。
兵庫県の神戸市が管理する“ある県道”は、住宅地から少し離れると、全く舗装されていないガタガタの道になります。
近くの住民や利用者は「舗装してほしい」と神戸市に訴えてきましたが、ずっとこの状況が続いているといいます。
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目次
話題となっている道は、神戸市垂水、西区を通る県道488号「長坂垂水線」にある未舗装区間です。
グーグルマップでは以下の場所となります。
この県道は、住宅地から商業施設へと繋がっています。
近隣の住民にとっては、生活道路にもなっているそうです。
周辺の道路では、商業施設へ向かう車で度々大渋滞が発生しているため、この県道は抜け道としても利用されているとのこと。
ニュースで報じられていた看板です。
この先の道路幅が2mになると書かれていますね。
この道を奥に進んでいくと、突然、舗装されていない道に変わります。
道幅は広くなったものの、砂利道となり、場所によっては大きな穴が点々としていました。
さっきまで、本当に住宅街にいたのだろうか、と疑いたくなるほどです。
あまりにも悪路のため、ここを通る自転車はバウンドしながら進むこととなり、自動車に至っては石などでタイヤが傷ついてしまうということもあるそうです。
「荒野」という言葉を連想してしまうにゃ……!
この区間は交通量が多いため、住民からは舗装してほしいという声が、たくさん寄せられているそう。
しかし、舗装はなかなか実現しません。なぜでしょうか。
この区間の道幅は最大約6mありますが、実は市が管理している幅は中央部分の2mだけだそうです。
県道に指定されたのが49年前、当時この区間は両側が草むらに覆われておりもっと狭い道幅でした。
土地開発の影響により道幅は拡大するも、公道と私有地の境界線が曖昧なまま現在にまで至ることに。
そして「舗装すると商業地への交通量が今よりも増えてしまい、住環境が悪化してしまう」という反対意見の声があったことも、未舗装のままである原因の一つだそうです。
そのため、2021年3月時点までは舗装の計画はなかったそうで、このような道となったとのこと。
市が提案しているのは、公道である中央2m部分のみ舗装し、車を通行止めにするというもの。
しかし、住民からは車の通行止めは困ると反対の声があがっています。
今後どう整備していくのか、神戸市と地域との話し合いが続いていくそうです。
みんながまーるくなるアイデアが出るといいにゃ〜
大きな事故が起きないことをお祈りするにゃ!